ホーム > 日本バイオレオロジー学会誌「B&R」
本学会誌は別名B&Rの通称あるいは愛称で呼ばれています。この言葉の由来を、B&R第1巻第1号(創刊号)に当時本学会事務局長であった松信八十男先生が記しています。その一部を引用させてもらいます。
「バイオレオロジーという名称は、日本バイオレオロジー学会の現状を的確に表現しているとは言えませんし、誤解の原因にもなりかねません。かと言って、いまさら国際的に定着した「バイオレオロジー」を変更するわけにもいきません。そこで、私は、「バイオレオロジー」という言葉を、医学・生物学を代表する「バイオ」と物理学・工学を代表する「レオロジー」とが対等に合成された言葉と読み替え、学会誌に「バイオandレオロジー」、すなわち「BandR」、というニックネームをつけたらどうかということを、編集委員会に提案致しました。もとより、物理学・工学を代表する「レオロジー」というのは、物理学・工学の専門家からみれば、いささか牽強附会のそしりを免れませんが、医学・生物学の専門家からみれば「レオロジー的手法=物理学・工学的手法」という図式はそれほど不自然ではないのではないでしょうか。注意していただきたいことは、&が「バイオ」と「レオロジー」を対等に連結していることであり、「バイオ的レオロジー」ではないということです」
「バイオレオロジーという名称は、日本バイオレオロジー学会の現状を的確に表現しているとは言えませんし、誤解の原因にもなりかねません。かと言って、いまさら国際的に定着した「バイオレオロジー」を変更するわけにもいきません。そこで、私は、「バイオレオロジー」という言葉を、医学・生物学を代表する「バイオ」と物理学・工学を代表する「レオロジー」とが対等に合成された言葉と読み替え、学会誌に「バイオandレオロジー」、すなわち「BandR」、というニックネームをつけたらどうかということを、編集委員会に提案致しました。もとより、物理学・工学を代表する「レオロジー」というのは、物理学・工学の専門家からみれば、いささか牽強附会のそしりを免れませんが、医学・生物学の専門家からみれば「レオロジー的手法=物理学・工学的手法」という図式はそれほど不自然ではないのではないでしょうか。注意していただきたいことは、&が「バイオ」と「レオロジー」を対等に連結していることであり、「バイオ的レオロジー」ではないということです」